Remote Agile for Manufacturing
リモートアジャイル(製造業向け)
製造業向け製造技術管理システム
システム名
製造業向け製造技術管理システム
プロジェクト紹介・特徴
工場の生産ライン計画など製造技術に関わるお客様の業務効率化のお手伝いをしています。
システム開発を通じ、お客様に以下の価値をご提供しています。
- 紙やExcelで扱われてきた生産ラインの情報をデータベース化及びペーパレス化。素早くアクセス可能に。
- 過去データ活用により、生産ライン計画の検討・作成の効率アップ及び品質向上。
- 生産ラインの情報を関係部署間で素早く回覧可能に。また、他部署からの変更依頼の管理を容易化。
担当範囲
アジャイル開発(スクラム)を採用しており、お客様を含めたスクラムチーム全員で計画~開発~検証~改善を繰り返しながら、2週間ごとにシステムを漸進させます。
- 計画 :費用対効果を踏まえながら2週間で何を開発するかを決定します。
- 開発 :立てた計画通りにシステムの開発~テストを行い、お客様が検証可能な状態に仕上げます。
- 検証 :2週間後、出来上がったシステムの効果をお客様とともに検証します。
システムをより良くできる発見があれば次の計画時に考慮します。 - 改善 :お客様を含めたスクラムチームがチームとして高い成果を出せるように改善活動を行います。
開発環境
【技術的要素】
サーバOS | Windows Server |
---|---|
Web サーバ | IIS |
DBMS | SQL Server |
クライアントサイド | React(TypeScript) |
サーバサイド | Node.js(TypeScript) |
その他ツール等
- プロダクトバックログにはJIRAを利用し、ユーザストーリーを適切に管理しています。
- Confluenceの共同編集機能とTeams音声チャットを常時活用しています。
異なる場所で作業をしていてもまるで同室にいるかのようなコミュニケーションをとっています。 - 単体テスト~システムテストをCIツールで自動化し、継続的かつ頻繁な機能追加における障害発生リスクを抑えています。
- 生成AIツールの活用により、コーディング時間を短縮しています。
- Lintツールでコードを静的解析し、コーディングルールを自動適用しています。
導入メリット・導入効果・アピールポイント
製造技術管理の課題や悩みを解決したいお客様と情報システムの知識及び豊富な開発経験を持つ弊社の開発チームが、互いに専門知識を持ち寄ってシステムを共創しています。
小さな単位で動く機能を2週間毎に開発していきますので、計画~検証までの待ち時間が短く、すぐに効果を確認いただけます。
早いタイミングで継続的に出来上がったものを試していただくと開発スタート時点では想定していなかった「より重要な課題」や「より良い問題解決方法」が発見できることも少なくありません。
この発見を好機ととらえ計画も含めた継続的な改善を行うことで、お客様にとってプロジェクトの費用対効果を最大化することを狙います。
システム構成図 等
本事例では以下の体制でお客様との共創を実現しています。
※1
スクラムイベントはスクラムチーム全員参加でそれぞれの専門性を持ち寄って、
・計画(スプリントプランニング)
・検証(スプリントレビュー)
・改善(スプリントレトロスペクティブ)
のワークを実施します。(2週間毎)
※2
通常のスクラムではスクラムマスターは1名とされていますが、この事例では、取引先様とユーザ様を含めたワンチームがフラットに動きやすいようスクラムマスターの役割を分担しています。分担は以下の通りです。
・スクラムマスター(POA): プロダクトオーナーの計画や意思決定をサポートする。
・スクラムマスター(DEV):開発者及びスクラムチームのパフォーマンス向上をサポートする。
※3
通常のスクラムではプロダクトオーナーは1名とされていますが、この事例では、取引先様のユーザ部署と情報シス部門での連携を密にするためにそれぞれの部署からプロダクトオーナーを選出しています。意思決定者が二人になるため、スムーズな意思決定ができるようスクラムマスター(POA)がサポートします。